私たちは、幸せになっているだろうか。2

今回は、「結婚」という切り口から入りましょう。

そもそも、何故、結婚するのでしょう。結婚は個人から家庭という自然な流れではあります。

大昔、結婚して世帯を持たなければ、半人前と言われた頃があります。

実際、異性と付き合い、結婚して見なければ、「異性」男性なら女性、女性なら男性って

どんな存在なのか分かりません。体の構造も、一般的こころのあり方も、別物です。

人間は、この世に男性と女性しかいませんが、男性だけでは、半人前、女性だけでも半人前と言われるのは、正しいことでありましょう。凸と凹が揃って完全、完成です。

骨太、筋肉質、理性優位で、頼り甲斐がある男性

柔らかく、ぽっちゃり型、感情優位で、優しさに溢れた女性

がペアになれば、調和が取れるわけです。

子供も、男性の精子と女性の卵子が受精しなければ、誕生の道は開けません。他の動物も

また、植物も雄しべと雌しべが受精しなければ、新しい命は誕生しません。

 

聖書では、男性のアダムだけでは、良くないと、女性のエバを神様は創造されたと創世記には記されています。

 

男性だけ1人では、また、女性だけ1人では、寂しいし、一般的に次の次元、子孫(子供)儲けていけません。良くできたものです。

まあ、人間以外の動植物もそうです。種が存続できません。

 

さて、一番、理想的なのパターンは、

学業を治め、就職して仕事も順調で数年過ぎ、この人とだったら、一生遂げ添えそうという相性の良さそうな異性に出会い、家族に祝福を得て結婚して行くルートでしょうね。

 

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 ところが、近年の「結婚」は、あり方が危機にあります。

フリーセックスの若年化、同棲や同居の普通化、共稼ぎと核家族化などで

半世紀前の「結婚」とは激変しています。

共稼ぎや家事分業は良いのですが、男女が同権になり、これも良いのですが、

昔なら男性が浮気しても、女性は手に職がなく、離婚して1人で自立が難しかったので

女性は泣き寝入りすることが多かったでしょう。

現代は違います。男性も女性も、結婚して世帯を持っても、不倫の経験をする

人が増えているのではないでしょうか。

男性も女性も仕事でストレスが多く、家庭でも育児のことでストレスが多い。男性も女性もファッションや美容に気を配り、経済的にはある程度のゆとりが出てくる。

男女とも結婚生活にもマンネリ化が出てくると、同僚や友達と、別の恋愛が生じて来たりする。

そんな現代なのではないでしょうか。

 

でも、不倫って、大概は、直ぐにバレると思います。人間は正直な生きもの。

例えば男性が、急に、綺麗好きになったり、髪型まで変えたり、急に明るく元気にアグレッシブルに表情も生き生き、幸せに満ち溢れた感が出ていたら、どんな妻でも、

昇進したとか決まったとか他に考えられることがなかったら、察知してしまいます。

伊達に夫婦として毎日顔を合わせて生活しているわけではないわけです。

そしたら、不可逆に夫婦関係が冷えていくでしょうね。

現代は、仕事も厳しさが増して、育児も大変さも増し、ストレスフルで、

愛情や憩い、慰め等、不倫に走りやすい世の中なのではないでしょうか。

 

私は、見合い結婚でしたが、結婚する前は、女性経験はなかったです。何度も、誘惑や

機会もありましたが、ギリギリで踏み止まったときが何度もありました。キリスト教的信仰で純潔が大切、また、悪の根源が、人類始祖の時ならぬ時の不倫なる性愛など学び、この信仰の道が真実と霊的体験で証しされていたので、そんな状況で神様をさらに悲しませることはどれだけ罪が大きいかと思い、躊躇しました。

女性は、なんて男らしくないと思ったでしょうね。でも、仕方なかったです。

 

意思が弱く、ふらふらして時間がかかりましたが、「結婚式」は神聖な気持ちで臨みました。この人と一生遂げ添えるんだと思うと、神聖であり気持ちの引き締まる思いがありました。

そんな思いは、人生そうそうあることではないようです。

(結婚して20年くらい過ぎますが、今も仲がいいです。)